読売・日本テレビ文化センター
第10回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
を行ってきました!

7月17日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル & フルーツ講座ということで、毎回野菜と果物をテーマに、野菜果物の旬、保存方法、栄養価、おいしい食べ方などを学ぶ講座です。

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第10回目の講座は、ナスブルーベリーをテーマにしました。

ナスは今が美味しい時期です。その大きさや形はさまざまで、地域色豊。和・洋・中とどのカテゴリーでも美味しい食べ方がたくさんありますね。
そして、20世紀のフルーツ、ブルーベリー。小粒で可愛らしく、キュートな味。中には500円玉ほどの大きさのものも。 ブルーベリーの摘みたての美味しさをお伝えしたくて、今回は横浜市都筑区の石川さんにご協力いただき、自分で摘み取ってきました。 その食べ方や栄養、保存、パワーなどをご紹介。


<紹介したナス>

<摘み取りしたのは横浜市都筑区にある石川さんのブルーベリー>

講座の前半は、フィトケミカルについて。
フィトケミカルは、植物に含まれる物質の総称。植物が長い歴史の中で、自分の身を守るために培ってきた、「色」「香り」「苦味」「アク」・・・など。 まだまだ解明されていないこともありますが、とっても注目されている成分です。

なかでも、ガンや心臓疾患、血管障害などの生活習慣病や老化につながるとされる「活性酸素」を除去する「抗酸化物質」は大注目。 それらを含む、野菜や果物はやっぱり欠かせません。 本日のテーマ野菜、ナス・ブルーベリーは紫色。ポリフェノールの一種「アントシアニン」という成分で、強い抗酸化作用があります。色々知ると、さらに面白くなってきますね。

後半は、ナス、ブルーベリーのミニ知識、そして提案したレシピの試食を行いました。

<ナス/ブルーベリー>

<紹介したレシピの一部>

ナスのふるさとは東インド。中国を経て日本へやってきました。日本での栽培もとても古い野菜の一つです。
もともと熱帯性の植物。蒸散しやすく、冷風が直接あたると同じ温度でもしなびやすいのが特徴。保存にはあまり向いていないので早めに食べきりたい野菜ですね。

そして、世界中に200種以上の品種が存在しているとされる、ブルーベリー。果実は扇状に結実しますが、個々に成熟が異なり、均一に成熟することはないといいます。

そして、お土産はもちろんナス。おまけでルバーブをお持ちいただきました。 ルバーブはジャムにして持参。クラッカーにのせて食べていただきました。

<ルバーブ>

さて、レシピは以下をご紹介しました。

<ナス>

● サラダ紫の大葉和え・・・水ナスと千両二号を掛け合わせたみずみずしいナス。

● ナスの黒酢和え・・・電子レンジで簡単調理。

● 丸ナスのソテー・・・緻密な果肉がおいしい。バジルで仕上げました。
○ ナスペースト・・・ぬって食べるだけではもったいない、アレンジも面白い!


<ブルーベリー>

● 焼きブルーベリー・・・焼き加減によって食感も味も変わります。



※ ●はデモンストレーションしました。


今回もお手伝いをお願いせず、一人で行いました。やはり、講座の写真が少なくてすみません。 ナスの好きな方ばかりだったので、みなさんしっかりと聞き入ってくださいました。ありがとうございました。

ここでいったんお休みし、また、秋から再開したいと思っています。 受講生さん方には、とても感謝しています。いつも試食を「おいしい」といってくれてありがとうございました。 講座中のレシピをご家族に作って喜ばれていると伺い、とてもうれしかったです。秋に再びお目にかかれるのを楽しみにしています。

ありがとうございました。


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第9回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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6月19日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル & フルーツ講座ということで、毎回野菜と果物をテーマに、野菜果物の旬、保存方法、栄養価、おいしい食べ方などを学ぶ講座です。

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第9回目の講座は、トマトパパイヤをテーマにしました。

大きさ、形、甘みなど、実にさまざまなトマトをご紹介。いまや、トマトの品種の多さがスーパーのレベルを左右するとも言われるほど。可愛くて、ツヤツヤで、パーンとして、元気が出る野菜です。
そして、普段からそう頻繁には食べることがないパパイヤ。コロンブスとトマトのお話はよく知られているものの、実はパパイヤもコロンブスによってヨーロッパに持ち帰られたものの一つ。 その食べ方や栄養、保存、パワーなどをご紹介。

講座の前半は、ハーブについて。
先日お友達の講座に参加して、ハーブとパパイヤの話を聞きました。とっても和やかで素敵な講座でした♪ 詳しくはこちらをご覧ください。

また、6月は、自由が丘でハーブと音楽のイベント「ハーバルライフ、ハーバルミュージックライブ」を手伝い、ハーブについていろいろと調べていました。 みずみずしい力にあふれた植物「ハーブ」。生活に役立ち、潤いを与え、心を癒してくれるハーブの用途や働きについて、身近なハーブを用いてお話しました。



後半は、トマト、パパイヤのミニ知識、そして提案したレシピの試食を行いました。


<紹介したトマト>

<左:本日のお土産 右:ベランダから積んできたミニハーブブーケ>

トマトのふるさとは中南米地方のアンデス山脈周辺。サンサンと照る太陽と、カラリとした気候、昼夜の温暖差、水はけのいい土壌を好みます。
日本は生食が人気。サイズも甘さも彩りも実に様々。観ているだけで可愛くて、元気の出る野菜ですよね。どんな風にいただくと効果的か、また、 トマトの赤「リコピン」のこと、そして相性の良いものは?いろいろとお話しました。

トロピカルフルーツといえばパパイヤを思い浮かべる方も多いと思います。甘くて酸味が少なく、南国を感じさせてくれる香りとなめらかな舌触り、 多くはフィリピン、ハワイからの輸入です。日本では沖縄や小笠原諸島、南九州や太平洋側の温暖な地域で栽培されています。 温州みかんで知られる「βクリプトキサンチン」が豊富なんですよ。

そして、今回は親しい友人のオジサマが作っている果物をお土産にお持ちいただきました。 紅日向夏とビワ。紅日向夏はちょっとオレンジの濃い日向夏。とても珍しく、売っているものにまだ出会ったことがありません。日向夏は、ニューサマ―オレンジとも呼ばれていますね。 ビワは、友人の誕生年に植えられたという年代物。ありがとうございました!

<左:伊豆の珍しい紅日向夏 右:伊豆でとれたビワ>

さて、レシピは以下の5つをご紹介しました。

<トマト>

○ ミニトマトのピクルス・・・ハチミツを利かせた甘みの際立つピクルスです。

● トマトのブルスケッタ・・・昆布茶を加えてトマトのグルタミン酸との相乗効果を狙いました。

○ トマトとモッツァレラチーズのピンチョス・・・オリーブを使った一品。



※ ●はデモンストレーションしました。


今回もお手伝いをお願いせず、一人で行いました。やはり、講座の写真が少なくてすみません。
トマトの好きな方ばかりだったので、みなさんしっかりと聞き入ってくださいました。ありがとうございました。

夏の間は、カラフルで、元気の出る、みずみずしいお野菜がたくさん出回る季節です。色々とご紹介して、旬の美味しさを味わっていただきたいと思います。

今回参加してくれた受講者のみなさま、センターの方々、ありがとうございました。
7月も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

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第8回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
を行ってきました!

5月15日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第8回目の講座は、豆類ビワをテーマにしました。

今が美味しい豆類をいろいろ揃え、ご紹介。ビワは一品種になりましたが、実際に手で剥いて食べていただきました。
豆もビワも、古くから食べられてきた食材です。

講座の前半は、保存法について。
買ってきた野菜や果物は、つい何も考えずに冷蔵庫の野菜室に入れてませんか?
野菜や果物には、それぞれに特性があって、実は保存するスタイルが異なるんです。
立てる野菜、寒さに弱い野菜、土に深いかかわりのある野菜・・・。
せっかく入手したら、最後まで美味しくいただきたいですよね。すぐに取り入れられる工夫についてご紹介。ただし、決して保存上手にならないように! 買い過ぎず、適量を使いまわして、できればいつも新鮮野菜をいただきたいですよね。


後半は、豆類、ビワのミニ知識、そして提案したレシピの試食を行いました。


<左:インゲンマメ 右:グリーンピース>

<左:スナップえんどう 右:絹サヤ>

<ソラマメ>

豆類は、風味のよさと彩で、料理を一層引き立ててくれますよね。
若い莢をいただくものと、莢から出して熟した豆をいただくものと、莢と実の両方をいただくものと、色々と愉しめます。 どれも鮮度が命なので、買ったらできるだけ早く使い切るのがポイントです。 人との付き合いがとっても長い野菜の一つなので、その歴史をたどるのも面白いところです。

ビワは、この時期季節感を感じさせてくれる果物です。ふっくらとしたオレンジ色の実を見ると、つい手が伸びてしまいませんか。 手で簡単に皮がむけて食べやすい一方、中には大きな種がぎっしり。種の多い果物はなかなか人気が上がりません。 生産量は減少傾向といわれています。でも、ビワにはカロテンが豊富に含まれていてます。 中でもβクリプトキサンチンが多く、 体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜、消化器官などを正常に保つ働きがあるんですよ!

そして、今回は講座内で栃木県産のトマト「桃太郎」を紹介。
この日に合わせて、栃木から発送していただきました。栃木県の特徴、作型、春先のハウストマトが美味しい理由、 生産者がみなさん「エコファーマー」取得していること、先日視察に行ったときに学んだ、選果場について、 そして生産者の加藤さんから教えていただいたこと、ひとつづつ説明しました。実際にトマトを試食し、 事前に作成したアンケートにご記入いただきました。さらに、お土産にトマトをお持ち帰り。
ご協力いただいた受講生の方々、ありがとうございました!

<左:ビワ 品種は「茂木」右:栃木県産のトマト「桃太郎」>

さて、レシピは以下の5つをご紹介しました。

<豆類>

○ サヤインゲンのゴマチーズ和え・・・パルメザンチーズを加えています。

○ グリーンピースの翡翠煮・・・色鮮やかに仕上げています。

● スナップえんどうのナムル・・・生から炒めて歯ごたえを愉しみます。

○ 絹サヤのおかか和え・・・おかかと醤油がご飯に合います。

○ ソラマメのオイル漬け・・・これは欠かせません。


※ ●はデモンストレーションしました。


今回お手伝いをお願いせず、一人で行ったため、講座の写真がありません。あしからず。
お休みの方もいたため少人数でしたが、和気あいあいとやらせていただきました。

天候も持ち直してくれたので、来月は食材選びが少し楽になりそうな予感。
今回参加してくれた受講者のみなさま、センターの方々、ありがとうございました。
6月も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

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第7回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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4月17日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第7回目の講座は、アスパラガスアボカドをテーマにしました。

このところの悪天候と端境期が重なり、なかなかテーマを決められずにいました。 やっぱり野菜は日照時間が足りないと、きちんと大きくなりません。価格も高騰して、500円する春キャベツを初めてスーパーで見ました!
そこで、今回は品種にあまりこだわらず、食べ方の提案をメインに行いました。

講座の前半は、食べ方の提案につながるよう、調理法についてみていきました。
生・茹・煮・蒸・焼・炒・揚、その目的と効果、ポイントなどをひとつづつご紹介。切り方についても黒板に書きながら説明。
そして、実際に調理法によってどのように味が変わるのか、ニンジンで試食してみました。


<調理法について講義中>

後半は、アスパラガス、アボカドのミニ知識、そして提案したレシピの試食を行いました。


<左:グリーンアスパラガス 右:ホワイトアスパラガス>

<左:パープルアスパラガス 右:ミニアスパラガス>

アスパラガスは、陽をいっぱい浴びて育つグリーン、逆に陽を浴びずに土寄せして育つのはホワイト、生でも美味しいパープル、若いうちに収穫するミニアスパラガスと4種をご紹介。 最近はホワイトもスーパーなどに普通に並ぶようになりましたね。 どれも今が美味しいお野菜です。
産地リレーで3月末から7月にかけて国内産のものが最も多く出回り、その後は、南半球で春を迎えるオーストラリアで収穫された、まぎれもない旬のアスパラガスなど輸入ものも並びます。 その時々で産地を確認しながら、その国の旬を味わうのもなかなか楽しいものですよね。

アボカドは、ほとんどが輸入で、「ハス」という品種が一番多く出回ります。扱いやすい切り方や皮の剥き方、種の取り方、調理法による食べ比べなどを楽しんでいただきました。


<ミニ知識、栄養価、保存法など説明>

<アスパラガス、アボカドのデモンストレーション>
レシピは以下の7つをご紹介しました。

<アスパラガス>

○ アスパラガスのマリネ・・・ドライトマトや新玉ねぎのみじん切りを入れて色目も春らしく仕上げました。

● アスパラガスのバターソテー・・・バターで炒めて、ブラックペパーとパルメザンチーズでいただきます。

● アスパラガスのペペロンチーノ・・・細く切ってニンニクを聞かせて香りよく炒めます。


<アボカド>

○ アボカドのパテ・・・サワークリームやコンデンスミルクを入れてまろやかな仕上がりに。

○ アボカドの冷製スープ・・・カレー粉をほんの少し加えることで、スパイシーな一品に。

● アボカド豆腐・・・絹ごし豆腐と合わせるだけの超簡単、おすすめレシピ。

● アボカドとベーコンとトマトの炒め物・・・シンプルに塩・コショウ、レモン汁でいただきます。


※ ●はデモンストレーションしました。


4月ということもあり、気分一新調理法から始めましたが、次回はどんなテーマにしようか、今から色々考えてみたいと思います。
読売・日本テレビ文化センターでは、5月のGWに、25周年イベントを行うそうです。そこで、この講座もご紹介いただく予定です。只今、生徒さん熱烈募集中です!

参加してくれた受講者のみなさま、センターの方々、ありがとうございました。
そして、きめ細やかに講座をサポートして下さったKさん、本当にありがとうございました!! 5月も頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。

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第6回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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3月20日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル & フルーツ講座ということで、毎回野菜と果物をテーマに、野菜果物の旬、保存方法、栄養価、おいしい食べ方などを学ぶ講座です。

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第6回目の講座は、菜花類とイチゴをテーマにしました。

菜花は3〜5月に黄色の花が密集して咲く、アブラナ科の植物の総称でもあり、 キャベツ、ブロッコリー、ケール、カリフラワー、芽キャベツ、ダイコン、ハクサイ、カブ、コマツナ、チンゲンサイ、ワサビなど実に様々な種類があります。 今回は「菜の花」、「のらぼう菜」、「かき菜」あたりをメインに食べ比べを行いました。 その他には、今が美味しい新物の「葉タマネギ」、「クレソン」、「ルッコラ」、「プチヴェール」などなど。

そして、イチゴは、「あまおう」、「さがほのか」、「とちおとめ」、「紅ほっぺ」、「章姫」など。
この時期スーパーなどでも簡単に手に入る品種を揃えました。


<左:菜花類 右:イチゴ>

さて、講座の前半は、食料自給率について。
食料自給率の計算方法の種類について、昨年度の自給率は?日本は主要先進国の中では最低の自給率、ではその背景は?
そして、国産だけで4日過ごすと、いったいどんなものが食べられるのか?4日間の朝・昼・晩の食事メニューをみていきました。


後半は、菜花、イチゴのミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。
今回は、アシスタントなしの全く一人で行ってみました。その分自宅での準備を念入りにし、デモンストレーションについても自宅で何度か行ってみました。
そんなわけで、写真は上記の食材のみです。

まずは菜花の食べ比べから。「菜の花」、「のらぼう菜」、「かき菜」を下茹でし、うす味のお出汁で味付けしたものを食べ比べていただきました。

菜花類の試食は、のらぼう菜のなめたけ和え、デモンストレーションで「のらぼう菜のオイスター炒め」を提案し、作りたてを試食いただきました。

イチゴは、食味表をつけながら、皮の色や厚さ、香り、五感をフルに使って、しっかりと食べ比べしていただき、好みの品種を発表してもらいました。
一番人気は「あまおう」、つづいて「紅ほっぺ」。個体差もあるので、今回の結果ということで受け止めます。

試食は、朝一で作った「イチゴ大福」。デモンストレーションでは、簡単イチゴソースを電子レンジで作り、アツアツをヨーグルトにかけて召し上がっていただきました。

6回目の講座を終えた感想は、「一人は実に大変・・・」
でも、無事に終えることができたのは、受講生の方々の温かい協力だと思います。本当に心から感謝します! 半年が経ちましたが、「講座を行う」ということは、単に野菜や果物の知識を伝えるだけではなく、どうすれば受講生の方々が楽しんでいただけるか、そんなホスピタリティの部分の大切さを実感しています。 ちょっとした工夫に気づくには、「自分が受講せいだったら」という意識が必要だな、と常に感じます。

今後も、そんな気持ちと、初心を忘れず、全力投球で頑張りたいと思います。

参加してくれた受講者のみなさま、センターの方々、ありがとうございました。
3月もよろしくお願いします。

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第5回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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2月20日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第5回目の講座は、ネギと柑橘類(中晩柑)をテーマにしました。

ネギは何と言っても「千寿ネギ」をご紹介したいと思い、あちこち探し回り、何とか入手しました。 ちなみに、千住ネギは、足立区北千住で作られているわけではないのです。千住には、200年前からネギ専門の市場があり、葱商(ネギの鑑定士)が見極めたものだけを「千寿ネギ」と呼んでいます。 その多くは、プロの料理人の手に渡るということです。千寿ネギに加えて、九条ネギや芽ネギなど5品種揃えることができました。

そして、柑橘類は、中晩柑を9品種。小田原の根府川にある「廣井園芸」の廣井さんにご協力いただきました。 廣井園芸さんには、野菜ソムリエ仲間と一緒に何度かお邪魔して、柑橘について教えていただいたりと、大変お世話になっています。 今回はちょっと早めの湘南ゴールドも、受講生さん方に紹介することができ、とても充実したテーマになったと思います。

■湘南ゴールドについては、こちらをご覧ください。
■湘南ゴールと収穫体験バスツアーについては、こちらをご覧ください。


<左:廣井園芸さんの農園から見た景色 右:湘南ゴールド>

さて、講座の前半では、野菜果物の摂取量について。
FAO(国際連合食糧農業機関)のデータをもとに、日本は他の国と比べてどのくらい食べているのかを見ていきました。 なぜ、アメリカより野菜摂取量が低いのか?日本は美味しい果物をたくさん作っている国なのに、主要先進国の中で果物摂取量が一番低いのはどうしてか? 1日に必要な摂取量はどのくらいなのか、果物を中心に見ていきました。


後半は、ネギ、柑橘のミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。今回は、ネギのレシピを中心にご紹介しました。


<ミニ知識について講義>

<左:ネギ 右:柑橘(中晩柑)>

まずはネギの食べ比べから。すべての品種を電子レンジで加熱して、トロリとしたところを食べ比べました。芽ネギについてはそのまま食べていただきました。

ネギの試食は、トロリと煮てビネグレットソースに漬け込むマリネと、弱火でじっくり焼いて甘みを出してから柚子コショウを利かせた和風マリネ。 デモンストレーションは、ネギを生で楽しむネギサラダ、などなど。


<左:加熱した食べ比べのネギ 右:試食>

柑橘については、食味表をつけながら、皮の色や厚さ、香り、五感をフルに使って、しっかりと食べ比べしていただきました。

食べ比べた品種は、青島ミカン(温州)、太田ポンカン、はるみ、はるか、紅映、デコポン、宮内伊予柑、湘南ゴールド

一番人気は「はるみ」、つづいて「湘南ゴールド」。男性の方で「紅映」に1票入れていらっしゃいました。


<柑橘の食べ比べ>

5回目の講座を終え、今回は自分も楽しめた気がします。
受講生の方々がどんなことを望んでいるのか、いつも試行錯誤を繰り返していますが、回を重ねると同時に、コミュニケーションをとる機会も増えるので、 少しずつ前進しているのかな、と感じています。みなさんの期待に応えられるよう、次回以降も全力で頑張ります!

参加してくれた受講者のみなさま、野菜、果物の調達にご協力いただいたみなさま、そして講座を進めるに当たり細かいところに配慮いただきつつ、 丁寧にサポートしてくれたS子さん、センターの方々、ありがとうございました。
3月もよろしくお願いします。

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第4回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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1月16日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第4回目の講座は、カリフラワーとキウイフルーツをテーマにしました。

カリフラワーは、ここ数年とってもカラフルな色が出回り、食卓を華やかにしてくれ元気が出る野菜の一つです。 スタンダードな白から、オレンジ、紫、緑、フルクタルな形のロマネスコなどなど。
今回も三浦の高梨さんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。 今年は天候のせいであまり大きく育たなかったそうですが、家に届いたカリフラワーたちは、とっても新鮮でみっしりとして美しいものばかりでした。

また、12月に三浦君島さんのミニカリフラワーも、講座内でご紹介しました。 とっても小さいのが特徴で、やはりいろいろな色があります。グレープフルーツほどの大きさで食べきりサイズ。味はしっかりと美味しいです。 何色か入って売られていたら、お花を買うような気持でつい買ってしまいますよね。

<左:今回のカリフラワー 右:前回紹介した、三浦君島さんのミニカリフラワー>

キウイフルーツは、静岡県蒲原産をご紹介しました。

友人からたまたまいただいたのがきっかけでその存在を知りました。一口食べてみると「何これ!?」と声をあげてしまうほど驚きました。 そのみずみずしさと食感、そして香りが何ともいえない美味しさです。 すぐに友人に生産者さんを教えてもらい、電話をかけ、講座に合わせて送っていただけることになりました。
嬉しいのはその大きさも。通常グリーンのキウイ(品種:ヘイワード)は、100g前後ですが、そのキウイは180gもあるんです!

静岡県静岡市蒲原町の宇佐美さんが、肥料にこだわり、丁寧に枝はらいを行い、追熟機に入れて熟成させてから出荷していらっしゃいます。 宇佐美さん、このたびはありがとうございました。
加えて、香緑と、ゴールド、別の県で生産された国産のヘイワードで食べ比べを行いました。

<左:宇佐美さんのキウイ 右:食べ比べた品種、一番左が宇佐美さんのキウイです>

さて、前半は、生活習慣病と野菜摂取について。
肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病、これらの病気を予防するには、バランスのよい食生活が欠かせません。 野菜、果物の栄養摂取がとても大切、では一日にどのくらい食べればいいのか、ということを具体的にお話ししました。

後半は、カリフラワー、キウイフルーツのミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。 カリフラワーは、和風マリネ。ピリッと鷹の爪を利かせ、ご飯のおかずにもおススメです。 もう一品は、チーズ和え。常温に戻したクリームチーズを牛乳でのばし、塩とブラックペパー、わさびで和え衣を作ります。
キウイは、寒天を使った一口カン。そして、デモンストレーションで作ったキウイとカッテージチーズのサラダをご紹介しました。


<左:肥満の種類について話しています 右:キウイを使ったデモンストレーションの様子>

お土産は宇佐美さんのキウイフルーツ、全員お持ち帰りです。

4回目の講座を終えて、徐々にペースをつかんできたかなーという感想です。ただ、やはり反省点は生まれました。
今回が初めての方も多く、自己紹介から入りましたが、いただいたコメントからみなさんがとても野菜・果物に対して興味をお持ちなのがとてもうれしかったです。 少しでも期待に応えられるよう、次回以降も全力で頑張ります。

参加してくれた受講者のみなさま、野菜、果物をの調達にご協力いただいたみなさま、そして講座を進めるに当たり丁寧にサポートしてくれたKさん、センターの方々、ありがとうございました。
2月もよろしくお願いします。

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第3回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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12月19日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第3回目の講座は、ダイコンとリンゴをテーマにしました。

大きさは、実に大小さまざまで、ここ数年では色も楽しめ、用途も広がってきたダイコンですが、今回ダイコンは11品揃いました。 全て三浦の高梨さんのダイコンです。ダイコンに限らず、他の品目もたくさんの品種を作られています。高梨さん、ありがとうございました!

そして、アダムとイブの物語にも登場する歴史の古いリンゴ。今回は6品種揃いました。「世界一」という大きいリンゴも入手しました。

<ダイコンとリンゴ>

前半は、「食事バランスガイド」についてお話しました。食事バランスガイドは、いつ、誰が、どんな目的で作ったものなのか? 食事バランスガイドはどうやって見るのか? 野菜・果物の正しい摂取量は? また、食事の数え方、実践方法について、などなどです。

「食事バランスガイド」は、現在色々な食品パッケージにもプリントされるようになり、一度は目にしたことがある方も多いと思いますが、 実際に「食事バランスガイド」を活用している方は少ないのが現実です。食材ではなく、食事から自分の食生活を振り返ることができるので、一度実践してみるといろいろのことが見えてくるかもしれませんよ。


<食事バランスガイド「厚生労働省HPより」>

後半は、ダイコン、リンゴのミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。 ダイコンはハーブを利かせたマリネと、大根餅。講座内で焼きたてを召し上がっていただきました。
リンゴはクリスマスも近く、2009年最後の講座だったので、自宅で仕込んできたものを講座中にオーブンで焼き上げた「リンゴのクランブル」をお出ししました。


<講座の様子とリンゴのクランブル>

お土産は好きな品種のダイコンとふじリンゴ、全員お持ち帰りです。

3回目も講座を終えて再び一人反省会。毎回必ず反省点が生まれるんですね。
3回で一応ワンクールとなっています。来月は、何人の方が参加して下さるのか、引き続き開催されることを祈って、今年の締めくくりとしたいと思います。

参加してくれた受講者のみなさま、野菜、果物をの調達にご協力いただいたみなさま、そして講座を進めるに当たり丁寧にサポートしてくれたS子さん、センターの方々、ありがとうございました。
2010年1月もよろしくお願いします。

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第2回「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
を行ってきました!

11月21日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
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第2回目の講座は、サツマイモと洋ナシをテーマにしました。

最近品種が急激に増えているサツマイモと、期間限定 芳醇な香りの洋ナシ。今回サツマイモは8品揃いました。「食味表」を使って、5段階評価をしながら自分の好みを見つけていただきました。
洋ナシは、小田原の興津さんにお願いしました。興津さん、お忙しい中ありがとうございました!

<サツマイモと洋ナシ>

<サツマイモの切り口 食べ比べのサツマイモ>

前半は、世界の中で日本人は野菜・果物をどのくらい食べているのか、FAOのグラフを見ながら考えてみました。続いて、野菜果物の旬を四季を通して見ていき、その栄養素にふれました。 受講者の方々は、メモをとったりと、熱心に聞いて下さいました。

後半は、サツマイモ、洋ナシのミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。 サツマイモは簡単にできる大学芋をデモンストレーションして、洋ナシは白ワイン煮を紹介しました。ゼリー状に固めた煮汁がとても好評でした。


<講座の様子>

お土産は紫イモとニンジン、アピオス・・・ジャンケンではなく、全員お持ち帰りです。


2回目も講座を終えて再び一人反省会。毎回必ず反省点が生まれるんですね。
来月は、今回の内容をさらに踏まえて学習し、また全力で頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします!

参加してくれた受講者のみなさま、野菜、果物をの調達にご協力いただいたみなさま、そして講座を進めるに当たり丁寧にサポートしてくれたKちゃん、センターの方々、ありがとうございました。
12月もよろしくお願いします。

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第1回目「野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル&フルーツ講座」
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10月17日、北千住にある「読売・日本テレビ文化センター」で講座を行ってきました。
野菜ソムリエの“おいしい”ベジタブル & フルーツ講座ということで、毎回野菜と果物をテーマに、野菜果物の旬、保存方法、栄養価、おいしい食べ方などを学ぶ講座です。

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第1回目の講座は、ニンジンとバナナをテーマにしました。

どちらもとても身近なものですが、知らないから、知って食べるへの入り口として、あえてご提案してみました。

今回食材を調達するにあたって、ご協力いただきたSさん、Nさん、本当にありがとうございました。食材をそろえることができて、初めて講座も成立すると思っています。

<バナナとニンジン>

<講座の様子>

前半は、野菜・果物の基礎知識について、そして、色々な統計からベジフルライフを振り返り、実際に一日摂取する目標の野菜を計ってみたりというお勉強の時間にあてました。
受講者の方々は、メモをとったりと、熱心に聞いて下さいました。

後半は、ニンジン、バナナのミニ知識、食べ比べ、そして提案したレシピの試食を行いました。
葉付き泥つきのカラフルなニンジンは、前日に長津田で収穫させていただいたものです。大切に育てたニンジンを惜しみなくご提供いただきありがとうございました!

バナナもとても貴重なものをありがとうございました。
食べ比べは、ジャイアントキャベンディッシュ、モラード、モンキー、台湾バナナの4種。一番人気はモンキーでした。

<講座の様子>

最後は、記念すべき第一回目ということで、お土産じゃんけんを行いました。
ジャンケンで、好きなお土産(野菜・果物)を持ち帰ります。


<ジャンケンの様子、講座のまとめ>

今回は初回ということで、講座を終えて一人反省会をしました。
伝え忘れたトピックスがあったり、レシピについてもっとこうすればよかったな・・・など。
来月は、今回の内容を踏まえて学習し、また全力で頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします!

参加してくれた受講者のみなさま、野菜、果物をの調達にご協力いただいたみなさま、そして講座を進めるに当たり丁寧にサポートしてくれたKさん、センターの岡田さん、ありがとうございました。

ということで、講座は無事終了。今回お世話になったみなさま、本当にありがとうございました!

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