VFC神奈川のイベントに参加しました!

神山果樹園さんの見学に行ってきました!

ベジフルコミュニティ神奈川(以下VFC神奈川)が主催するイベントに参加してきました。(VFC神奈川について詳しくはこちらをご覧ください)

神奈川県藤沢市にある神山果樹園さんを訪ねて、園内を見学しながら果樹園オーナーの神山さんにお話を伺うという内容でした。
朝10時に湘南台駅(小田急江ノ島線)の改札に集合して、 VFC神奈川の幹事さんを先頭に参加者約13名が神山果樹園さんに向かいました。駅からゆっくり歩いて7〜8分のところに、道路をはさんで右にぶどう園、左に梨園が見えてきました。 そこで、品種、栽培方法、農薬、そして生産緑地のことなど、オーナーの神山さんは、私たちの様々な質問に丁寧に答えてくださいました。

<ぶどう園>

<梨園>

最初は「ぶどう園」から見学です。
こちらでは、以下の品種を紹介していただきました。

・藤稔(ふじみのり)---ひと粒がとても大きく30〜35g。果肉が軟らかくジューシー。
・竜宝(りゅうほう)---果汁たっぷりで、甘みと酸味のバランスが良い。
・安芸クイーン---巨峰によく似た赤系で、実がプリプリ。
・ゴルビー---鮮やかな紅色の大粒をもつ新品種で、甘くてジューシー。
ちなみに「ゴルビー」とはソ連をロシアに変えたゴルバチョフの愛称だそうです(笑)

<藤沢生まれの「藤稔」は、“藤沢でよく実るように”と名付けられたといいます。
通常ひと房に35粒のところ、藤稔は16〜18粒!>

<写真のように赤く“とじゅく”している枝に生っているブドウがおいしいそうです。
また、粒の表面が光っているのは農薬の使いすぎということなので、お店で購入する際は要注意ですね。>

つづいて「梨園」の見学です。
こちらでは、以下の品種を紹介していただきました。

・幸水---果肉が緻密で特有の香りがあり、甘くてジューシー。
・あきあかり---果汁が多く糖度が高い、豊水や幸水のいいとこ取り。
・秋麗---外観は二十世紀のよう、果汁が多く、風味、食味ともに優れた青ナシ。
・長十郎---果肉は白く、甘味果汁ともに多い。

<たわわに実る幸水。>

<たわわに実る青ナシ(笑)>

果樹には「葉果比※」という考えがあり、一枝に着く実を制限します。
そうすることで美味しい実になるそうです。

※葉果比:葉と実の割合で、例えば「葉果比3」といったら、 結実している枝に葉が12枚あった場合には、その枝に4個までつけてもよいことになります

<食べ比べたブドウ>

ひととおりお話を伺った後は、ブドウの食べ比べ。やはり藤稔ひときわ大きいですね。ブドウマーケットの傾向としては、種のないものが主流になっているとのことでした。 小さいお子さんやお年寄りには、先のとがったブドウの種はやはり危険ということらしいです。名前はわからずですが、種もなく、皮ごと食べられるブドウがありました(藤稔の右手)。 味もさることながら、食べやすさで人気でした。

<ブドウの木の下で>
オーナー神山さんには、大切な果樹園をご案内いただき、心から感謝いたします。ありがとうございました。最後にお願いして記念に一緒に写真を撮っていただきました!

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