「FOODEX JAPAN 2008」に行ってきました!

東アジア最大の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2008/第33回国際食品・飲料展」が、3月11日〜14日の4日間、幕張メッセで開催されました。

国内外から2000社を超える出展者が一堂に会し、9万人を超える来場者だったと報告されています。私は2日目の12日、午前中から会場入りしました。FOODEXに毎年ブースを出しているという商社に勤めている友人と一緒で、とても有意義に回ることができました。

2008/3/11〜3/14
に幕張メッセにて開催

2008年のFOODEX、日本食糧新聞では、

今回は国内の食品メーカーや商社、北海道から沖縄に至る多くの自治体・団体をはじめ、海外からも61ヵ国・地域に上る積極的な出店があり、中でもオセアニアと中南米は拡大傾向にある。同展示会は、業界のオピニオンリーダーや来場者アンケートなどで得られた意見をもとに、食品業界注目度の高い製品にスポットを当て、常に新しい話題を提供している。第33回は、「野菜」「スイーツ・ドリンク」「地方食材」が大きなテーマとなる

と書かれていました。

たくさんの来場者で、会場は活気づいていました。

大きなテーマの一つとなった「野菜」。
きれいにディスプレイされ、思わずシャッターを押してしまいました。

とにかくあちこちで試食をして、いろいろな食材に刺激を受けてきました。「野菜をもっとおいしく・野菜と一緒にバランス良く」をテーマに日本全国のこだわり野菜や、国産・外国産のカット野菜・冷凍野菜が色どり鮮やかに出展されていました。なかでも美味しさに感激したのは、イタリアのオリーブでした。(→写真右)多くのオリーブは少々塩分がきつく感じるのですが、程良い塩加減で色味も大変美しく、まさに絶品でした。日本語を巧みに話すイタリア人のお兄さん、ご説明ありがとうございました。
野菜のほか、野菜を美味しく食べる調味料・ソースや食べ方の提案など、青果売り場のクロスマーチャンダイジングを考える内容となっていました。現在マイスターの試験を終えたばかりの私にとっても、大変勉強になる場でした。
タイのブースでは、タイの食材を使ったレシピを提案したり、来場者の方々が順番にミス・タイのレディーたちと記念撮影するなど、大変賑わっていました。(笑)

サラダ:トマトと魚介を使っているようでした

デザート:ココナッツライスとマンゴー

ミス タイのレディーたち

他にも、スペインのイベリコ豚をその場でカットしたり、ドライフルーツやワイン、オリーブオイルなどいろいろと展示されていました。


イベリコ豚

美味しかったです。

また、出店者によるデモンストレーションも行われました。トキタ種苗による「Vege Kitchen」では、“新発想でおふくろの味 リビングフードも〜簡単調理で朝昼晩〜”ということで、ベジタブル & フルーツマイスターとベジフルビューティーの資格を併せ持つ、西村 有加さんにより、実践的なレシピが提案されました。

今年参加するまでは、このようなイベントがあることすら知りませんでした。いろいろな国のいろいろな食材に触れて、食って素晴らしいとあらためて思いました。一方で、グローバル化が進展している“食”を取り巻く環境も多様化して、今後早急に解決すべき課題が多く存在することを実感しました。以上、報告でした。

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